~旅する丸干し~
老舗の干物屋がたくさん残っている全国でも珍しい町、鹿児島県阿久根市。
この港町で漁師たちが朝方4時から6時に獲ってくる「ウルメイワシ」は、おなかの中にエサが残っていないので苦みが少なく、食べやすい干物になります。
お酒のアテのイメージが強い丸干しですが、時代の流れと共にライフスタイルも変わり、今では食卓で丸干しを見ることは随分なくなりました。
それでも「丸干しの良さを守りたい」と、朝どれの美味しい丸干しを世界の国々の味をイメージしたオイルに漬けました。
南イタリア、プロヴァンス、マドラス、阿久根…まるで日本の丸干しが世界をわたり歩いているような風味が丸干しの旨味と共に口の中に広がります。
創業昭和14年の下園薩男商店が提案する干物の新しい形です。
製造は手作業。じっくりと干され旨みが凝縮した丸干しは、より食べやすく頭としっぽを切り、一尾一尾製造スタッフが丁寧に瓶の中に詰めていきます。少しでも力の加減を間違えるとほろりと崩れてしまう丸干しを傷つけることなく、隙間なく瓶に整然と詰めていくのは一朝一夕でできることではありません。美味しい丸干しをより多くの人に知って食べてもらい、手に取ってくれるお客様の豊かな生活の一つに加われたら。そんな想いと共に丁寧に一尾ずつ詰めています。
■旅する丸干しサイト
https://marusatsu.jp/tabi/
~プロヴァンス風~
タイム、セージ、フェンネルなど、プロヴァンス地方でよく使われるようなハーブをブレンドしたエルブドプロヴァンス。そのハーブとブラックオリーブをオイルに入れて煮詰めました。爽やかな香りで丸干しがすっきりとした味わいになります。
白ワインにも合うおいしさで、ニース風のサラダにぴったりです。丸干しにオリーブを添えてお召し上がりください。
時間を問わず、メインにも軽食にもおつまみにも。
風味豊かなオイルは、オイルパスタやドレッシング、ソースなどに使っても美味しく召し上がれます。
※写真は盛り付けイメージです。丸干し以外の食材は販売物に含まれません。
~活用レシピ~
●丸干しのニース風サラダ
旅する丸干しのオイル小さじ2、酢小さじ1、塩ひとつまみを混ぜ、ドレッシングを作り、くし切りのゆで卵、トマト、ブラックオリーブ、ゆでたジャガイモ、レタス等のサラダに丸干しを皿に盛り、ドレッシングをかけて完成です。冷えた白ワインやロゼと一緒にどうぞ。
●旅するカナッペ
クリームチーズと丸干し、オイルをフードプロセッサーにかけ、フランスパンに塗ります。丸干しとハーブをトッピングして完成です。
●丸干しのバーニャカウダ
旅する丸干しのオイル大さじ1とマヨネーズ大さじ1を混ぜ、アスパラガスやパプリカ等、お好みの野菜をつけてお召し上がりください。市販のバーニャカウダソースと丸干しをフードプロセッサーにかけても美味しいソースが完成します。
そのほかのレシピはこちら
https://cookpad.com/recipe/list/46118475?category_id=173270
〈原材料名〉
なたね油、ウルメイワシ(鹿児島県産)、オリーブ、ぶどう酢、食塩、唐辛子、タイム、セージ、フェンネル、ローレル、ローズマリー、グルコン酸鉄
〈内容量〉
140g(固形量50g)
〈賞味期限〉
製造日より1年
〈保存方法〉
直射日光を避け、常温で保存